横浜は今日も曇り空

11日の東北関東大震災の発生以来、テレビから連日伝わる被災地の惨状に心も曇り空

酷すぎる、悲しすぎる

大切な人を大切なものを残酷な津波が奪っていってしまった

それなのに追い討ちをかけるように放射能が姿を隠して襲いかかる

 

瓦礫の中にどれだけの悲しみが埋まっているのだろう

見えない放射能に立ち向かっている人たちの心の中にはどれだけの恐怖が隠されているのだろう

海上の米軍艦や自衛艦、海上保安庁の船、遠地で救援物資を必死に送り出している人たち

テレビに映らないところで必死に戦っている人たちがいる

強い意志と勇気ある行動に感動 ほんとうにありがとうございます

 

親近感があるけど遠くの国、様々な問題を解決できずにきた隣国の人たち

分け隔てなくほんとに世界中の人たちが心配し救いの手を差しのべてくれている

あたたかい心に感謝しています ほんとにありがとうございます

 

十数年前に仕事で東北一帯を担当していたことがあります

宮古や気仙沼、大船渡、名取仕事で歩き 関わった場所ばかり

名取川に架かる橋にも関わったことがあって 冬の早朝に現場写真撮りにいったな

盛岡から宮古まで出来立ての打ち合わせ資料載せて必死にレンタカーで走ったな

成果品の納品のとき 先方に喜ばれて 帰り道は口元がゆるみぱなしだったよな

現場調査の終わった夜に気仙沼で上司と食べたお寿司美味しかったな

そんな思い出がたくさんある場所

 

それなのに震災直後の悲惨なヘリコプターからの映像

壊滅状態の陸前高田の状況…………!!っ

 

自分が関わった施設の建物が残ってる!

海辺の大きなホテルの横に 三角形の特徴的な形の建物が残ってる!

道の駅だった施設の建物が

会社にはあまり実績が無い仕事だったけど 担当に指名されて嬉しかったな

良い仕事がしたくて連日の徹夜で報告書や資料を作ったあの施設が

自分が関わった建物内の設備はメチャクチャになっているのだろうけど 建物は残ってる

働いていた人たちは無事だったのだろうか

建物は海側が最上部まで階段状になっていて 眼前の高田松原の静かで美しい風景が

遠くまで見渡せる素敵なところだったのに

ぽつんと残された建物があまりにも悲しく寂しそうに見えて

涙が止まらなかった

 

被災地にたくさんの笑顔が咲くのはいつになるのだろう

皆の心が青空になるのはいつなんだろう

 

でも、きっと清々しい青空は訪れるよね

そう信じたい

今までだって辛い状況から何度も立ち上がってきた国なのだから

どの地にいても晴れやかな青空が頭上にも心の中にも広がる日が来るはずだよね

世界中の助けてくれた人たちに笑顔で復興を報告できる日は必ず来るよね

 

被災地から遠く離れた地にいるくせに もう辛くて悲しくて心が折れそうだ

でも 自分には自分がやるべき役割があるはずだから 少しずつでしかないけれど がんばろう

 

今日も これからも 転んだり、回り道しながらでも 私もがんばって生きていきます